プロフェッショナルを極める人々
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看護師経営者 自己紹介

夢を追い続けた看護師時代

私は10年間、看護師として救命センター、手術室を経験しましたが、民間病院出身の私は国立、大学病院に対して憧れがあり、絶対に有名な病院に行って夢を叶えるという強い思いを抱きながら必死で夢を現実にしてきました。
看護師になった時は純粋に、患者さんを助けたいという想いと、患者さんに対する想いは誰にも負けないと自負していましたが、その想いはいつしか見失い、周りの人からどう評価されているかとばかり考えるようになっていました。
そして、固執していた看護観と理想と現実の乖離の中で、想い描いていた夢は消え、看護の限界を感じ看護師を辞めることになりました。

輝き続ける事ができたセールスマン時代

医療機器メーカーで約10年、営業マンとして、手術で使用するインプラントとデバイスの販売、手術のレクチャー、手術の立会いを経験しました。
外資系ということもあり、自己の評価も収入も結果主義という、看護師時代では到底経験できないほど、とても厳しい環境でてした。
常に競合他社との競争、同僚との競争の毎日でした。
周りからは営業マン=お金に執着と揶揄されることもありました。

しかし、収入を上げる為に、厳しい状況を勝ち続ける努力をするだけではなく、多くの同僚は自社製品に対しての自信と、リーディングカンパニーの営業マンとしての誇りを持っていました。
医療系のライセンスもないのですが、病態、手術についての知識が豊富で、外科医へのアドバイスや、時には中止の選択肢の提案もすることもありました。
医師からも信頼されている営業マンが多く、「営業マンの想い」が手術に影響すると肌で感じていました。
上司、先輩からは、自社の製品で手術を受ける患者さんの事を「自分の家族だったら」と考えて営業、手術の立ち合いに臨むようにと、看護師時代では経験がないほどの、厳しい指導を受けました。

製品の販売に直接的に関わる顧客(医師や看護師)だけではなく、製品を通してその先に見える患者さんの為に、

「「「「いつまでも綺麗事を言い続けられるような会社にしよう」」」」

と、私の上司はよく口にしていました。


綺麗事=実現しなくてはいけない事、実現できる事


どんな立場であれ、今自分に与えられたミッションをやり遂げること、
止まらないこと、想いを持ち続けることで綺麗事をカタチにでき、
自分自身が輝き続けることができると実感したセールスマン時代でした。

看護師、療法士が輝き続けることができる職場を提供する側へ。

私は看護師、サラリーマン時代を通じて、輝くことができたと思います。
それは、多くの仲間や上司、同僚が支えてくれたおかげでした。
自分を取り巻く環境が輝かせてくれました。
もちろん、楽しいことばかりではなく、むしろ苦しいことばかりでしたが、それでも、人に助けられ、組織に助けられ輝くことができました。
輝き続けることとは、常に夢の実現に向かい邁進し続けることです。
仕事で輝くことができることは本当に幸せなことです。

私は多くの看護師や療法士が夢を持ち続け、実現に向かってひたすらに邁進することが、多くの患者さんや家族を救済することに繋がると考えています。
私が輝くことができたように、訪問看護ステーション「さくら咲くやちよ」で働くスタッフ全員が、輝き続けられるような職場を提供することで、地域への貢献をすることが、私に課せられたミッションです。

株式会社さんごの理念

● を持ち続けること

● challengeし続けること

● 決して諦めないこと

極み

極みとは個と共を併せ持ち、結果に繋げる事。

さくら咲くグループの勤務時間は7時間。
看護師、療法士、事務全てのスタッフが、他より1時間少ない時間で、8時間勤務と同じもしくはそれ以上の結果を出さなくては、この体制は維持できません。

一人ひとりに同じ事を同じようにやらせる事ができれば、一時的に結果は出る事かも知れませんが、継続的な結果はおそらく出ないと思います。
与えられた籠の中で単純に、言われたことをするだけ、ルーティンワークをこなすだけでは、機械と一緒で訪問看護、リハビリで一番大切な想いを伝えることができません。

私たちは、想いをしっかりと利用者さんと家族に届け、想いをカタチにしなくてはなりません。
それは、利用者さんと家族の満足という結果です。

一人ひとりの想いを結果につなげるためには、それぞれの個性や強みを活かして、チームの力を利用して個と共を使い、カタチにする事が大切です。

1人は、どんな状況下でも、1日のスケジュールを、個人と全体のバランスを考え行動して、1日のステーション全体の軸を守ってくれています。

1人は、一瞬で利用者さんの懐に入り込む事ができ、心の門戸を開いて、利用者さんと家族を医療と介護に繋げ、心身の安定へと導く事ができます。

1人は、利用者さんの気づいていない身体の異変と生活習慣を明確にして、理解と安心を与える事で、先の明るい未来をイメージしてもらう事ができます。

1人は、利用者さんと家族との間にある、小さな衝突が双方の不安から生じるもと把握して、その不安を受け止め、解消して家族を繋げる事ができます。

1人は、どんな状況でも、過去の経験から前を向く事の大切さを利用者さんと共有して、あきらめないマインドを持つ事で、結果に結びつける粘り強さを持っています。

一人ひとりのスタッフがそれぞれの強みを持ち、ステーション全体でサポートをしています。
個の強みとチームのサポートを全員が持っている事がさくら咲くGroupの極みです。

さくら咲くGroup全スタッフが、訪問看護、リハビリを通して、利用者さんと家族の一番近くの存在である事、一番想いを寄せている事、一番のミカタである事。
そして、利用者さんとその家族がいつまでも、幸せに過ごせる事が私たちの一番の想いです。